レポート用のTeXの雛型

レポート用のTeXのソースの雛型があります。TeXを使ってレポートを作成する場 合には、利用して下さい。

report-sample.tar.gz

上のファイルをダウンロードしたら、
% tar xvfz report-sample.tar.gz
して、解凍してください。

report という directory の下に必要なファイルがあります。そのなかの、 "README.euc"というファイルに作成の手順とかが書いてあるので、それを見て下さい。

上のファイルは、STEXでの利用を想定しているので、 漢字コードはすべて"EUC"になっています。Windowsなどで作成する場合には、 漢字コードを変換してから、使用してください。

図は縮小して添付する(TeX以外の方法でレポートを作成する場合)

TeXでは、本文の中に、gnuplotで作成した図を、任意の大きさで直接 張り込めるので、問題ありませんが、手書や他のワープロソフトで作成する場合 には、次のことが問題になります。

gnuplotで作成したグラフは、通常、A4の用紙の中にひとつの図が入ります。レ ポート自体は手書やワープロソフトで作成して、図だけを添付する場合、この大 きさは必要ありません。もちろん、縮小コピーとかして「切り貼り」しても小さ くできますが、地球に優しくありません。そこで、図を添付する場合は、以下の 方法に従ってください。

最近、添付した図だけで、50枚にもなるレポートを受け取りました。以下の方法 に従えば、枚数は25枚になりますが、50個の図があること自体は変わりません。 測定したスペクトルをすべてレポートに添付する必要はあり ません。 結果を説明するために添付する図が不可欠か?、いくつかの図 をまとめてプロットした方がわかりやすくはないか?、を考えてください。
手順としては、
  1. 添付する図を一つのポストスクリプトファイルにまとめる。
  2. 2ページが1ページになるように、ポストスクリプトファイルを書換える。
  3. 印刷する。
です。具体的には、 fig1.ps, fig2.ps, fig3.ps,... が添付したい図のポストスクリプトファイルで あるとすれば、
 % psjoin fig1.ps fig2.ps fig3.ps .... > out.ps
 % psnup -2 out.ps > out2.ps
 % gv out2.ps (確認)
 % lpr out2.ps
で、2ページ分が1ページになったものが印刷されます。psnup -4 とすれば、4ペー ジ分を1ページにまとめられますが、少し小さすぎるようです。確認せずに、 すべての操作を一度に行うためには、
 % psjoin fig1.ps fig2.ps fig3.ps .... | psnup -2 | lpr
とすれば、印刷までされます。
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