UNIXでの印刷は、ポストスクリプト(postscript、略して PS)76 ファイルを作成して行なわれます。アプリケーションの設定 によっては、アプリケーションソフトウェアから、直接印刷できる場合もありま すが、多くの場合は、アプリケーションで作成したファイルを、以下のコマンドを使っ て、プリンタに送って印刷します。また、無駄な印刷を行なわないように、実際 に印刷する前に、gv コマンドで PSファイルを画面で確認してから印刷しましょ う。gv コマンドで立ち上がった GUI のウインドウからは、指定したページだけ をマークして、印刷することもできます。テキストファイルは、 a2ps-j77 コマンドで、 PSファイルに変換してから、プリンタに送ります。
% gv com.ps & (com.ps ファイルを画面に表示する)
% lpr -Plp1 com.ps (com.psファイルを、lp1プリンタで印刷する)
% lpq -Plp1 (lp1プリンタの印刷状況を調べる)
(まだ、印刷されていないプリントジョブがあれば、その番号が表示される)
% lprm -Plp1 job番号 (上で表示された番号のプリントジョブを取り消す)
% a2ps-j .cshrc > cshrc.ps (.cshrcファイルのPSファイルを作成)
% gv cshrc.ps (gv で確認)
% a2ps-j .cshrc | lpr -Plp1 (.cshrcファイルをlp1プリンタで印刷)
lpr や lpq コマンドの -P オプションで、プリンタ名を指定します。プリンタ
の名前は、各部屋のプリンタの表面に書いてありますので、確認してから、印刷
して下さい。